2012年07月11日
2125009
課題「感動したこと」
私の友人
「スキーなんか大っ嫌い!!!!」
彼女の大きな声が北海道の真っ白な大地に響いた。そこにいた生徒やこの罵声を浴びせられ
たスキー講師の方はポカーンとした表情のまま固まっていた。
彼女の名前は本人が匿名希望しているため言えないが、高校時代、私の中で最も印象に残っ
ている人物である。
私は全校生徒30人にも満たない中学校を卒業した。私の学年は14人しかいなかったが、一つ
上は4人、一つ下は7人だったので多い方だった。学校には校則を破って怒られる生徒や怖い
先生はいなかった。そんな環境で育ったためか、高校に入学したての頃は中学の全校生徒よ
りも多い40人のクラスや、700人以上で行われる全校朝礼が圧倒的でなかなか慣れなかっ
た。
そんな中、彼女を見つけた。彼女はスカートを短くし、髪を染め、校則を破ってばかりだっ
た。そして、いつも先生に怒られていた。私の彼女に対する第一印象は最悪で「こんな子と
は一生付き合ないだろうな…。」そう思っていた。
二年生になると同じ教室に彼女がいた。不安だったが何もないまま過ぎた。そして、12月
の修学旅行。北海道でのスキー研修2日目で例の彼女の言葉が響いた。「優しく教えてくれ
る講師にどうして酷い言葉を浴びせたのか。昨日までスキーを楽しんでいたのに…。」私は
疑問でいっぱいだった。後から本人に聞くと、前の日の夜に先生に怒られてイライラしてい
たらしい。
いつのまにか彼女と仲良くなっていた。今では1番の親友だ。悩みはなんでも相談できる
し、高校時代の愚痴を話し出すと止まらない。北海道での事件も今では笑い話だ。でも、な
んでこんなにも仲が良くなったのか、本当にわからない。思い出せないのだ。私が感動した
ことは彼女と友達になれた事だ。あんなに印象が悪かった人とこんなにも仲が良くなれたの
は本当に信じられない。彼女と一緒にいた事で視野も広がり、多くの友人ができた。感謝し
てるし、これからも本音でぶつかり合える友達でいたい。
私の友人
「スキーなんか大っ嫌い!!!!」
彼女の大きな声が北海道の真っ白な大地に響いた。そこにいた生徒やこの罵声を浴びせられ
たスキー講師の方はポカーンとした表情のまま固まっていた。
彼女の名前は本人が匿名希望しているため言えないが、高校時代、私の中で最も印象に残っ
ている人物である。
私は全校生徒30人にも満たない中学校を卒業した。私の学年は14人しかいなかったが、一つ
上は4人、一つ下は7人だったので多い方だった。学校には校則を破って怒られる生徒や怖い
先生はいなかった。そんな環境で育ったためか、高校に入学したての頃は中学の全校生徒よ
りも多い40人のクラスや、700人以上で行われる全校朝礼が圧倒的でなかなか慣れなかっ
た。
そんな中、彼女を見つけた。彼女はスカートを短くし、髪を染め、校則を破ってばかりだっ
た。そして、いつも先生に怒られていた。私の彼女に対する第一印象は最悪で「こんな子と
は一生付き合ないだろうな…。」そう思っていた。
二年生になると同じ教室に彼女がいた。不安だったが何もないまま過ぎた。そして、12月
の修学旅行。北海道でのスキー研修2日目で例の彼女の言葉が響いた。「優しく教えてくれ
る講師にどうして酷い言葉を浴びせたのか。昨日までスキーを楽しんでいたのに…。」私は
疑問でいっぱいだった。後から本人に聞くと、前の日の夜に先生に怒られてイライラしてい
たらしい。
いつのまにか彼女と仲良くなっていた。今では1番の親友だ。悩みはなんでも相談できる
し、高校時代の愚痴を話し出すと止まらない。北海道での事件も今では笑い話だ。でも、な
んでこんなにも仲が良くなったのか、本当にわからない。思い出せないのだ。私が感動した
ことは彼女と友達になれた事だ。あんなに印象が悪かった人とこんなにも仲が良くなれたの
は本当に信じられない。彼女と一緒にいた事で視野も広がり、多くの友人ができた。感謝し
てるし、これからも本音でぶつかり合える友達でいたい。
Posted by 芸短ネット演習 at 23:03│Comments(0)
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