2012年07月11日
感動したこと「兄と甥っ子」2125038
私が感動したこと、ひとつは六歳上の兄の結婚だ。私は三人兄弟の末っ子である。八歳と六歳離れた兄が二人いる。離れているからあまり遊んだ記憶もないし、いつのまにか家を出て働いていたという感じだ。その六歳上の兄は就職で県外にでた。ある日、その兄が突然帰ってきて「結婚するけん」と言った。その場にいた私と母は驚いたが、母がひとこと「おめでとう」と言った。私は自分の兄弟が結婚ってどういうものかわからず、モヤモヤした気持ちのまま「おめでとう」と言ったが、日が経つににつれ新しい家族ができることが楽しみになった。
結婚式当日、私は兄に頼まれピアノの演奏をした。曲は奥さんが好きな曲だ。そのときに兄と奥さんに「ありがとう」と言われた。その言葉が嬉しくて涙が流れそうだった。特に、兄にお礼を言われるなんて考えてもいなかった。なぜかというと、兄には暴言を言われた覚えしかないからだ。私は兄と仲良く遊んだことを覚えていない。しかし、結婚式で言われたお礼の言葉は、大げさかもしれないが、私をちゃんと妹として一緒に育ってきたお礼のように思えた。いじわるばかりされたが、優しい面もある。結婚してからは尚更その優しさがわかるようにもなった。結婚式以来、お礼なんて一度も言われていないが、きっと次は私がちゃんと「ありがとう」と言わないといけないのだと思う。兄の結婚のおかげで、どんな仕事に就きたいかも決めることができたし、誕生日には欲しいものを買ってくれる。そんな優しい兄に感動だ。
もうひとつ感動したことは、私に甥っ子ができたこと。妹も弟もいない私にとって、甥っ子は宝物だ。なかなか会えないが会うたびに成長している姿に感動する。「あーちゃん」と私を呼ぶ声も、手を繋いでくるところも、全てが可愛くて仕方ない。これからも元気に成長する姿を見せてほしい。先月には二人目の甥っ子が誕生した。これからも私が感動するくらい大きくなってほしい。
私の生活の中には感動することが盛り沢山だ。家族や友達の優しさに感動したり、大学での活動で感動したり、とてもいい環境にいると思う。これからは私も多くの人を感動させたい。
Posted by 芸短ネット演習 at 20:48│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。