2011年12月31日

2115067 レポート

わたしは11月27日に府内五番街行われた『第一回府内スマートフォン映像祭』に参加した。昼時に行ったので外では高橋先生の弾き語りが行われ、赤レンガ館ではちょうどユ・デオル監督の『エチュード・ソロ』が上映を始めたところだった。席に着いたのはいいが、スクリーンから流れる言語は韓国語で、字幕は英語だったのでものすごく驚いた。韓国語の知識は薄いので言葉は聞き取ることはおろか、英語の字幕を理解するなんてことは不可能であった。そこで、手元の資料に目を通したところ、あらすじが載っていたのでまず読んだ。しかし、スクリーンから美しい旋律が聞こえてくるとともに目が釘付けになった。思ったほどたくさんしゃべる映画でもなかったので、もう資料がいらなくてもいいと思った。細かい内容はわからなかったが登場人物の一つひとつの表情や動作を読み取ることで、その人の感情が伝わってくるような気がした。特に最後の主人公が交互にでてきながら情熱的にピアノを弾いているシーンには感動した。今までなかなかわからなかった内容が最後の
シーンでやっと繋がった。ジグソーパズルの最後のピースをうめた時の感動に似ている。また、韓国映画とのことで日本人はこういう表現の仕方をしないだろうなと思うところを個人的に探してみた。そうしたら珍しいなと思う箇所が『エチュード・ソロ』にはあり、面白いなと思った。言葉はわからなかったが音楽の魅力やパワーの影響は大きいものだと感じた。そして、ユ・デオル監督のトークのあと、スマートフォンによる短編映画が上映された。芸短生が主となった映画は完成度が高く、とても同級生とは思えないものであった。わたしは機械音痴なのでスマートフォンも持っていないしツイッターの類も全くわからない。そんな状況なのでこれほどのものを造り上げる人たちを尊敬したい。芸短に入学したからには機械になれたいと思う。『第一回スマートフォン映像祭』を通じてまた更に強く思うようになった。



Posted by 芸短ネット演習 at 23:54│Comments(0)
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