2011年12月30日

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私にとって、この1年で一番忙しかった、「第1回府内スマートフォン映像祭」の幕開け。
「テーマを考えて、動画撮影。編集も工夫して各チーム1本ずつ作品を作り上げる」
授業中、先生が告げた課題。
映像作品の制作方法など全く知らない私たちは、野放しにされたのも同然だった。実際に、
撮影は難航した。取材先から断られ、次のテーマを探しているうちにも締切は迫ってくるば
かり。そんな時に偶然出会ったのは、府内で催されていた「YOSAKOIまつり」だった。
「これしか無い!!」そう思った私たちは、早速ビデオカメラを回し、パンフレットを手掛か
りに情報収集しながら、1日かけて撮影を行った。ひとまず安心した私たちだったが、本当
に大変なのはここからだった。動画をパソコンに読み込んで、ソフトを使っての編集作業。
様々な技術を一通り覚えたが、
「視聴者に楽しんでもらえるためにはどんな構成にすればよいか」
という大きな壁にぶつかり、作業もまた難航。講義の空き時間・放課後を利用し、編集に何
時間かけたか覚えていない程だ。友達の力あって、納得できる動画は無事に完成した…が、
次に私を待ち受けていたのは、「映像祭の総合司会」という大役だった。
人前に立って話すなど、中学生の時以来だ。しかも、司会というのは、時間との戦いでもあ
る。作品の説明や、ゲストとのトーク内容、司会の仕事について考え始めたらきりがない。
映像祭の前日の夜、なんとか台本が仕上がったが、不足する点も多く、当日は先輩や友達の
フォローのおかげで、なんとかやり遂げることが出来た。空き時間も、次の打合せをしてい
たため、シンポジウムは少しの時間しか参加する事が出来なかったが、社会人と学生が、あ
れほど真剣になって、「街づくり」を考え、論議する姿には驚いた。
街づくりは県民全体で盛り上げていくべきだと思うが、やはり求められるのは「一人ひとり
の積極性」だと思った。そして、様々な職種の方にも参加してもらい、もっとアイデアを膨
らませていくことが大切だと思った。
「動画編集」「司会」「街づくりを考える」
3つの貴重な出来事を同時に経験出来たとてもよい映像祭だった。


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c11101@oita-pjc.ac.jp



Posted by 芸短ネット演習 at 13:21│Comments(0)
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