「日本語表現１（下川正晴）」のページ

12月24日金曜日、大分県立芸術文化短期大学で、今年最後の「地域社会とマスメディア」の授業が大講義室で行われた。
今回は、毎日新聞西部本社学芸部の米本浩二記者が講義を行った。
米本記者は、主に作家の取材をしてそれを基に記事を作っていく仕事をしている。
アニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌の歌詞についての記事や、中国人初の芥川賞受賞の記事など、米本記者が実際に書いた記事を紹介してくださった。
作家の記事を書くということは、当然、その作家の作品を知っていなければならない。そのため、米本記者は月に10冊は本を読んでいるそうだ。また、作家の記事だけでなく、クラシック音楽や演劇、映画、美術など、芸術分野の記事も書かれている。
米本記者は、学芸部に所属されて12年間記事を書かれている、プロの記者である。
最後に、「何か一つとりえがあれば生きていける。自分ができることを一つだけでいいから続けていくことが、社会に出てから役に立つ。継続していくことが大切である」と話して、講義を締めくくった。



2102513