2010年12月17日

12月17日の記事


平成22年12月10日金曜日に大分県立芸術文化短期大学にて地域社会とマスメディアの授業が開かれた。今回は毎日新聞大分支局長の宮本勝行さんを講師にむかえ「文章上達法」をテーマに講義が行われた。

宮本支局長は文章を上達させる方法として谷崎潤一郎の「文章読本」を紹介をした。その本によると文章を上達させる為には感覚を磨く事が必要だそうだ。まず「出来るだけ多くのものを繰り返して読むこと」である。次に「実際に自分で文章を作ってみること」である。つまり文章を上達させるには「三多の法」が重要なのだ。「三多の法」とは「多く読むこと」,「多く書くこと」,「多く考え推敲すること」の3つである。
宮本支局長は生徒に実際に記者が出した原稿を訂正するという体験をさせた。文章を書く上で大切なのが「誰」が「何」をしたというのが分かる文章にしなければならないということだ。さらに宮本支局長は「一つの文章にテーマがたくさん出てくると,何を主張したいのかが分からなくなり,読者に伝わらなくなる」と言った。文章を書く上でしてはいけない,だらだらとした文,段落を変えない文,一つの文に二つ以上のテーマをかくなどを説明した。これらをしてしまうと読みにくかったり,読者に何を伝えたいのかがわからなくなってしまう。
今回の講義を受講して良い文章の書き方を学べたのでこれから相手にうまく伝えられるようになっていきたいと思った。



音楽科 2102516



Posted by 芸短ネット演習 at 15:39│Comments(0)
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