2010年11月26日

地域社会とマスメディア

2010年11月19日(金)4限「地域社会とマスメディア」
今回は大分毎日広告社の赤城勝治さんを招いて講義が行われた。議題は「広告とデザインについて」であった。チラシや看板などで重要なことは、広告主が伝えたいことをグラフィックデザインで表現し、それが多くの人に伝えられているかどうかである。グラフィックデザインとは図案や文字のことで、紙や映像、お菓子の箱のデザインなどの種類がある。赤城さんは、現在はパソコンで作業ができるため、誰でも簡単にできると言っていた。
講義の中で赤城さんは、「広告とは、デザインとは何でしょう」と学生に問いかけた。発信・発表を体験してほしいという思いから、数名の学生に自分の考えを発表する時間を設けた。あいさつ、経営戦略、人の頭に残ってナンボ、表現、情緒などの回答が出た。どれも間違いではないということだが、正解は「コミュニケーション」であった。現代では、一方的な広告ではなく、人の意見が戻ってくるようになってきているそうだ。やはりコミュニケーションは欠かせないものだと実感した。
赤城さんは先日竹田市の長湯温泉で行われた日韓映画祭のポスターも手がけた。そのポスターの背景は紫であった。下川先生の「どうして紫を選んだのか」という問いに対し赤城さんは、「竹田市の古い歴史をイメージし、それが映えるように、そしてイメージにも合った紫を選んだ」と答えた。色彩の持つイメージの中で紫は、あでやかな、歴史、エレガントなどというものである。実際のポスターを見て、高級感があり素敵な作品だと感じた。
私たちも大学生活の中で広告、デザインをする機会が多いと思うので、伝えたいことをうまく表現できるように今日の講義を参考にしていこうと思う。

情報コミュニケーション学科
1年 2105062
相良亜弥



Posted by 芸短ネット演習 at 14:52│Comments(0)
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