2010年10月18日

百聞は一見に如かず

百聞は一見に如かず10月15日、大分県立芸術文化短期大学で、1週間ぶりの「地域社会とマスメディア」の講義が開講された。今回で4回目になる講義のテーマが「写真」ということで、毎日新聞社写真部の加古信志氏が講師として来てくださった。

加古氏は初め、軽い自己紹介をしたのち、写真を撮る際に使用している機械などを写真を使って、詳しく紹介した。また、機械の写真だけでなく、当時の出来事や事件の写真や話なども講義の中にまみえながら、説明をした。紹介された写真や、話の中には、天皇陛下方の写真や、誰もが知っているオウム真理教の写真なども紹介され、本学教授である下川先生も、興味深い話の数々に、熱心に質問をしていた。

講義の中盤では、世界記録を出したウサイン・ボルト選手が出場した北京オリンピック時の取材人席など、普段、我々が見ることのない場面の写真なども見せてくださり、現場で使う望遠レンズの大切さを熱弁。そして、これからはオートフォーカスをいかに使うかが鍵だと宣言した。

オリンピックの話ののち、私たちにも馴染み深いデジカメについても話をした。昔の白黒フィルムを使ったデジカメを、加古氏は「お弁当」と呼んでいたと苦笑まじりに説明し、それから、昔から現在までのデジカメの性能や、使い方について、その当時の話をおりまぜながら話をした。

終盤には、カメラの市場競争などの話を、少し詳しく語った。また、加古氏が実際に使っているカメラも見せていただくことができた。講義が終わる直前には学生達から質問が飛び、カメラマンについての質問だけでなく、加古氏についての質問にも快く答えて下さった。

再来週も引き続き、加古氏が講師として来てくださるので、次の講義を期待して待ちたい。 (一ノ瀬和世)2010/10/18 10:50




Posted by 芸短ネット演習 at 12:27│Comments(0)
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