私は、府内五番街に初めて行った時、とても異国情緒溢れた、お洒落な商店街だと感
じた。私はもともとヨーロッパの街並みや雰囲気が好きなので駅に近く、学校帰りに
気軽に立ち寄れる、府内五番街に悪いところはないと思っていた。だが、母からした
ら、交通がとても不便だという。わたしみたいな学生ならば、駅から歩きや、自転車
で行ける距離でとても便利な場所にあるが、車で初めて行った母からすれば駐車場の
場所がわかりにくい、トキハの近くなので車通が多く、運転しにくいため、もう車で
は行きたくないとまで行っていた。東京に住んでいる兄に、府内五番街の写真を見せ
てみれば、「中途半端」と言っていた。歩行者天国にするのならば、道の幅を狭く
し、縦、横の幅を狭くしたほうが見栄えがいいし、車が通れるようにするのならばも
う少し道路を広くし、一方通行などをなくしたほうがいいと言っていた。また、ヨー
ロッパ風のお洒落な商店街にするのならば、もっと徹底的に西洋風にしたほうがいい
のでは?とも言っていた。確かに府内五番街を歩いてみれば、西洋風のお店が圧倒的
に多いが、和風でレトロな居酒屋もある。そのような和風の店が少しでもあるのなら
ば、いっその事、東京の下北沢のように、古いレトロな店や、お洒落で西洋風な店
が、一緒になった、その街にしか出せない個性的な商店街にしたほうが面白いと言っ
ていた。下北沢は、古着やカフェ、演劇やグルメなど様々なジャンルのお店がある若
者の町である。規模が違うとはいえど、府内五番街とジャンルは似ている。府内五番
街と違うところは、下北沢は和風な店も、西洋風な店も、昔からある古びた店も、新
しいお洒落な店もある。だからこそ、その街特有の、その街にしかだせない個性的な
街が出来上がるのだ。府内五番街に足りないのは、もしかしてそのような「個性」な
のかもしれない。もともとあった新しいとても綺麗でお洒落だと思っていた府内五番
街も、視点を変え、さまざまな角度からみるとこんなにも、改善点は出てくる。大分
県民として、もっと魅力的な商店街にするためにはどうすれば良いか考えていきた
い。