12月10日の記事
12月3日の金曜日、大分県立芸術文化短期大学の地域社会とマスメディアにて、
大分放送テレビ制作部でディレクターをされている井上周作さんの講義が行われた。
講義のはじめに井上さんはテレビカメラを見せてくださった。重さは約8Kgで、値段は大体600万くらいはするそうだ。そのような高価で重いものを担いでお仕事をなさっているカメラマンさんは本当にすごいと思った。
それから現在井上さんが制作に携わっておられるという「かぼすタイム」の「かぼすツアーズ」を視聴した。それを見て、井上さんが番組を作るときに気をつけていることなどを説明してくださった。取材に行く人数は大体5〜6人だそうだ。また、かならず季節感を出すなど、いろいろと細かい点まで説明してくださった。
さらに「窓を開けて九州」というJNN6局が制作しているドキュメンタリー番組の井上さんが携わった回の放送も視聴させていただいた。ドキュメンタリーの取材の大変さなどをお話してくださり、何回も取材対象者のもとに行かれたそうだ。また、竹田のランナーの方の放送だったのだが、本番の大会の撮影では、本来このような番組ではそんなにカメラは使わないそうなのだが、大会ということで4台ものカメラを使って撮影したそうだ。その結果、私たちが視聴した映像の大会部分はとても臨場感のあるものだった。
井上さんは「様々な視点から物事を見ること」や「他人を思いやること」などがディレクターにとって大事だとおっしゃられた。そのことを私はディレクターにとってだけでなく、様々なことに当てはまるのではないかと考える。これからはもっとそれらに注意してみようと感じた。
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