テレビの番組はこうして作られる

芸短ネット演習

2010年12月10日 09:40

12月3日に大分県立芸術文化短期大学でOBSのディレクターである井上周作さんによる講演が行われた。マスコミ業界に対し、興味と関心を持ってもらい、番組制作者が心がけていることなどを伝えることで、コミュニケーションの重要性を知ってもらうことをテーマにしている。

入社8年目の井上さんはテレビ制作部に配属されている。テレビ制作部とは「かぼすタイム」などのニュースでない番組を作る部署のことだ。

ディレクターの仕事は番組の企画立案、取材、編集、放送までを指揮することである。OBSでは約9人のディレクターが交代で担当している。

実際の取材では取材する前に現場に足を運んだり、先方に趣旨を説明して理解されてから始めなければならない。そして、季節にあったテーマを大切にされている。

井上さんは最後にディレクターに興味があるならば、コミュニケーション能力と他人を思いやる心が大切で会話を弾ませるために雑学力が役立と語られていた。本を読むことで筆者の言いたいことを読み取る力を身に付けテレビ番組の起承転結の参考になる。

私自身もディレクターに興味があるので、今回の講演で学んだことを覚えておいてコミュニケーション能力や想像力を豊かにするように努力したいと思う。

情報コミュニケーション
2105099 西山慎也