「つかみとオチ」の連動が重要

芸短ネット演習

2010年09月27日 15:28

9月24日、大分県立芸術文化短期大学の公開授業「地域社会とマスメディア」で、毎日新聞西部本社制作編集センターの吉野哲郎副部長による講義が行われた。

吉野副部長は新聞社で勤める中で、様々な出会いをしている人である。出会った人とのエピソードを話し、講座の雰囲気を明るくした。

講座の中で吉野副部長は、ニュースはNEW(新しい)という説と東西南北にちなんでいる説があること。1面記事は"新聞の顔"であり、3面記事は"新聞の心"と言われていること。新聞記事は大事なことを頭に書く「逆ピラミッド型」で成り立っていること。お笑いと同じように、つかみとオチの連動が重要であることなどを説明した。

また、他社との記事を見比べた時に分かりやすいことだが、新聞制作では価値判断が最も大事になってくると言う。特に政治・経済などの硬派記事は価値判断がますます大事になってくるという。

吉野副部長はまた、「桃太郎」の話を例に、新聞の作り方を分かりやすく解説した。( 後藤綾乃)2010/09/27 13:39