2010年10月13日

最後まで新聞を「読む」

最後まで新聞を「読む」10月1日、県立芸術文化短期大学で、「地域社会とマスメディア」の第3回目の講義が開かれた。

講師は毎日新聞社大分支局長の宮本勝行氏。宮本支局長は、「蒜山焼きそば」の読み方などB級グルメの話で学生らとの距離を縮めた後、新聞が作られる過程を説明。毎日新聞の他に読売新聞、日本経済新聞などを引き合いに出し、各紙を比較しながらそれらの違いをわかりやすく示した。
 
今回の講義は、前回の毎日新聞西部本社・編集製作センターの吉野哲郎副部長の「ニュースがわかる」の講義内容を引き継いでおり、「新聞を読もう」というタイトルだということで、宮本支局長は自身の経験から、線を引きながら新聞を読むと集中できて良いと学生らにアドバイスした。

新聞にとって一面は「顔」、社会面は「心」であると例え、興味のある一面の記事を読んだ後、その関連記事へと飛び、次はその記事を読むというやり方で新聞に慣れていくようにとも話した。

講義の終盤には時事ニュース検定の問題を出題し、領土問題や排他的経済水域などについて解説。最後まで新聞を「読む」という習慣をつけることが大切だということを強調した。 ちなみに、ニュース検定の問題を全問正解した学生は残念ながらいなかったようで、宮本支局長の「全問正解の人は挙手を」という言葉に、下川教授一人が高々と挙手していたのが印象的だった。(矢野礼華)2010/10/02 13:57


 



Posted by 芸短ネット演習 at 15:36│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。